The Queen's Finishig School
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写真をクリックすると拡大します。 photo:Katsuhiko Ushiro
Vol.8 History《食卓の歴史》
ドイツのマイセンでヨーロッパ製の磁器が誕生


ヨーロッパでも、17世紀に入って東洋の磁器の絶大なる人気から、ドイツのプロイセン王フリードリッヒ1世の命を受け、磁器を作る研究が始まりました。そして、1708年マイセンでヨハン・フリードリッヒ・ベッドガーがヨーロッパではじめて、磁器を作り出すことに成功しました。

この磁器の製法は、またたく間にヨーロッパ全土に広がっていき、まずフランスのセーブルに伝わりリモージュ地方で多くとれる白土で軟質磁器が焼かれるようになりました。磁器の製法はフランスからイタリア、そしてイギリスへと伝わり、お茶会の流行とともに英国貴族の間で競って、自分達の窯を持つことが流行り始めました。

その時代の図柄は中国や日本のものをコピーしたシノワズリー文様が主流を占めていましたが、18世紀になるとヨーロッパらしいバラの花や花束といった図柄がそのときの流行に合ったパターンとして作られるようになりました。

そして英国では、1750年に、より丈夫で美しい磁器をということから、牛骨灰を磁土に加えて製造する、ボーンチャイナが生まれました。このような歴史をもつヨーロッパの食器とともに、食卓もシンプルなものからだんだん華やかなテーブルとなり、ときには装飾過剰なテーブルセッティングのため、食事をするのに支障をきたすほどにもなりました。しかし、現代に近づくにつれ、食事の取りやすいマナーにしたがったテーブルの形成へと変化し、定着してきたのでした。

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