The Queen's Finishig School
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写真をクリックすると拡大します。 photo:Katsuhiko Ushiro
Vol.7 History《食卓の歴史》 
15〜16世紀、中国磁器がヨーロッパに入る


15〜16世紀頃になるとヨーロッパでは、スペイン人やポルトガル人によって、東洋の珍しいものが輸入されるようになりました。そして貴族の間で東洋での憧れが高まり、部屋の中に東洋の香りのするもの、たとえば絨毯や置物、中国磁器を飾ることがステイタスとされました。

このころ、ヨーロッパでは白く美しい焼き物を作り出す技術がなかったので、とりわけ中国磁器に対する思い入れは特別なものだったといえるでしょう。これ以前にヨーロッパ、特にイタリアのルネッサンス期に流行した中近東のパターンをルーツとするマジョリカ焼きは磁器のように白く、薄く、美しいものではなく、厚手の素地が粗いものに白い釉薬をかけて絵付けしたものでした。

一方、中国の景徳鎮の磁器は、使用した高嶺山の土に多くのカオリンが含まれていたので、美しい磁器が生み出されたのでした。

日本にもこの景徳鎮は輸出され、後に朝鮮半島から日本にその作り方が伝わり、17世紀の初頭から磁器が作られるようになりました。
そして景徳鎮から遅れること2世紀、柿右衛門の赤絵がヨーロッパへ輸出されるようになりました。

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